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メシエマラソン奮闘記 その5 アンタレスの南中

メシエマラソン奮闘記 その5 アンタレスの南中

メシエマラソン奮闘記 その5
アンタレスの南中 (5個)

‥(絶句)。

まさに原始の夜空に近い状況になってきた‥

だったら、生まれて初めて視るM20なんかを視てみたい!
いて座~たて座界隈ももの凄い天の川が展開している。

肉眼でM8やらなにやらが見えている、心が沸騰してきた。

62. 02時18分 いて座M8干潟星雲。ファインダーでもはっきり干潟が見えている。
63. 02時18分 いて座M20三裂星雲。これかぁ‥凄いなこれは。

64. 02時19分 いて座M23。

完全にノープラン状態に陥っている。

夏の天体はほとんどが初めてで、天体配置の全体像がつかめていない。
恥ずかしながら、へび座やてんびん座なんかは星座さえ把握できていない。
薄明まであと1時間ちょっと‥「厳しいな」

何とか落ち着こうと、夏の大三角、こと座方面へ
(だからと言って何でこと座なんだよ!)

65. 02時20分 こと座M57。美しさはいわずもがなだ。

M27亜鈴状星雲が全く導入できない‥
ファインダー内に星がありすぎて、何が何だかさっぱりワカラナイ。
や座とかこぎつね座とかは完全に天の川に埋没している。

痛感した。

空が良過ぎると、僕の様な素人は目印を失って、かえって導入困難になるんだ。

極言すると、今の僕には天の川がある意味「光害」にさえなっている。

心を落ち着けるために再度M20三裂星雲に。
今度は時間をかけてみる。すると色が現れだしてくる‥
幻想的な気分だ。

淡いピンク(はっきり色彩がわかる!)を暗黒帯が切り裂いている。
南側(上側)の反射部分は薄っすらと「青」く輝く。
よく見ると微かに、オレンジ色とか、緑色とか‥、
台長の名著「見て面白い星雲・星団案内」のM20のコメントは伊達じゃなかった。

写真なんかでみるよりずっと可憐で美しい‥
オリオン大星雲もそうだが、散光星雲の立体構造は写真では表現不可能なのだ‥

仕事で観光地に来ている気分だ。時間が無いのが恨めしい。

気を取り直して、M27を探すが全く見当たらない。

???なんでなんだ‥、まず、や座が識別できないから話にならない。
アルビレオから東へ降下してもこぎつね座の目印星を辿れない。

天頂(パニック状態)へ向かう、ヘルクレス座だ。
66. 02時??分 全天一美しい球状星団として名高いM13。
何だコリャ!凄まじい!!(大球状星団を前に余計に慌てる)
興奮している時は、こういうのを見てはいけないことも痛感した。

「帳簿」に時間記録を書き漏らしはじまった、というか、余裕がなくなった。

M13特有のスターチェーンがグインと大きくカーブしている。

67. 02時??分 ヘルクレス座M92。
眩しい!(嘘だろ、何でこんなに明るいんだよ)
球状星団なのにムーングラスで減光したいと本気で思った。
緑色の残像が目に焼きつく、こんな経験初めてだ。こんなに小さいくせに‥

「帳簿」に時間を記載していない(時計を見て書いている余裕がない)
こんな出鱈目な見方をしていたらだめだ。落ち着け。

マップを使い、全体構図をおさえてプランニングしなければいけない。

24に区分されたエリアマップを今一度整理し、
見忘れたものがないかどうかを確認しながら、
夏以降のエリア分を3枚のカードケースへ詰め替える。

M83とM64が見忘れている事に気付く。

ここがいわゆる正念場というやつだ。

南天10度位まではもやにおおわれている。
結局、M83は「失われた銀河」となってしまった‥
実は内心目標を「100」と決めていたのでが、これで目標達成不可能が確定。

後から聞くと4月中旬で、一晩中晴れていればまだしも、天文暦半年の手動導入での目標として100はかなり高いハードルだということらしいが、何とも取り返しがつかないことをしてしまった。

見る気になれば、充分に見れた天体だっただけに後悔がたつ。

そしてもう一つ、M64はその後の展開を大いに狂わせることとなる‥

時計をのぞくと2時40分近く。
まさにアンタレスが南中する時刻だ。

↓そのときの空と南の地形
アンタレスの南中

薄明(タイムリミット)まで1時間‥
あとなんとか30個いきたい。

低い南天を除いては、完全に晴れ渡った空となる。
目が暗順応し、天の川は、暗黒部の形状もはっきり肉眼でわかる。
重ねて言うがそれはそれは凄まじい景観だった。

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